四畳半神話体系(森見登美彦)
大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。
森見登美彦さんの小説です。
「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていない」主人公が、自分が入学してからのことを振り返る話です。
この小説が面白いのは、パラレルワールドの話であることです。
つまり、主人公が1回生の春に、映画サークル「みそぎ」に入るパターン、樋口師匠の弟子となるパターン、ソフトボールサークル「ほんわか」に入るパターン、秘密機関「福猫飯店」に入るパターンの4つのパターンの話があります。
ただ、どの選択においても、主人公は同じような道を最後は辿っていきます。
それが人生...。
そして、森見ワールドお馴染みの、”羽貫さん”や”樋口師匠”などの人物や”図書館警察”などの組織もでてきます。
森見さんの作品では、このように同じ人やワードが、違う作品ででてくることがあるので面白いです。(さらにそこで新たな設定がわかったりする)
成就した恋ほど語るに値しないものはない
なんとか日付が変わる前に更新できました。
ブログを始めたときに、毎日更新しようと決めていたのですが、毎日更新時刻がバラバラで申し訳ないです。
本当は、記事のストックを作って、定時に予約投稿とかすればいいんでしょうが、現状記事をかいてその場で更新というカツカツ体制でやっているので難しそうです。
幾分、手元にない本もあるので、今度図書館に行った時にでも書き溜めしたいと思います。
おやすみなさい。