※あくまで個人の感想です。

本や映画の感想を、つらつらと。

ジーキル博士とハイド氏(ロバート・L・スティーブンソン)

 

ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)

ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)

 

 

弁護士のアタスン氏は、いかつい顔をした、ついぞ明るい笑顔を見せたこともない男である。 

 

以前も書きましたが、私の一番好きな小説です。

どのくらい好きかというと、日本語訳は(おそらく)全パターン読んで、文をほぼ暗記してて(読みすぎて自然に)、原典(英語)も買って読んで....、というくらい好きです。

 

私はもともと翻訳された文章を読むのは苦手です。

日本語的な不自然さを感じてしまって感情移入できないのと、単純にカタカナを覚えることが非常に苦手で、登場人物名を覚えられないからです。

この本も、挫折翻訳本リスト(不思議の国のアリスオリエント急行殺人事件...etc)に入るかと思っていたら、なぜかハマってしまいました。なんでだろう。

 

この本自体は有名なので、読んだことはなくても、題名と二重人格がテーマであることを知っている人は多いのではないかと思います。

 

とりあえず、読んだことがない人は1回読んでみることをおすすめします!

新潮文庫版で286円(税別)というお手頃価格!

しかも薄くて持ち運びにも便利!

 

以上、一人でもジキル&ハイドの読者が増えることを願って...。