ジーキル博士とハイド氏(ロバート・L・スティーブンソン)
- 作者: スティーヴンソン,Robert Louis Stevenson,田中西二郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1967/03/02
- メディア: 文庫
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弁護士のアタスン氏は、いかつい顔をした、ついぞ明るい笑顔を見せたこともない男である。
以前も書きましたが、私の一番好きな小説です。
どのくらい好きかというと、日本語訳は(おそらく)全パターン読んで、文をほぼ暗記してて(読みすぎて自然に)、原典(英語)も買って読んで....、というくらい好きです。
私はもともと翻訳された文章を読むのは苦手です。
日本語的な不自然さを感じてしまって感情移入できないのと、単純にカタカナを覚えることが非常に苦手で、登場人物名を覚えられないからです。
この本も、挫折翻訳本リスト(不思議の国のアリス・オリエント急行殺人事件...etc)に入るかと思っていたら、なぜかハマってしまいました。なんでだろう。
この本自体は有名なので、読んだことはなくても、題名と二重人格がテーマであることを知っている人は多いのではないかと思います。
とりあえず、読んだことがない人は1回読んでみることをおすすめします!
新潮文庫版で286円(税別)というお手頃価格!
しかも薄くて持ち運びにも便利!
以上、一人でもジキル&ハイドの読者が増えることを願って...。