※あくまで個人の感想です。

本や映画の感想を、つらつらと。

時をかけるゆとり(朝井リョウ)

時をかけるゆとり (文春文庫)

時をかけるゆとり (文春文庫)

 

私はお腹が弱い。 

 

 朝井リョウさんのエッセイです。

朝井リョウといえば、”桐島、部活やめるってよ”のイメージが強くエッセイも書かれていることは知りませんでした。

 

このエッセイを読み終わったとき、私の頭に残ったのは

朝井リョウって馬顔なんだ...。」

ということでした。くどいほどでてきます。「馬顔」

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そんなに馬顔でもないような気がするのですが....。

ある意味、本人のアイデンティティなのかもしれません。

 

この本のなかで、朝井さんは「いわゆる若者」がやりそうな馬鹿なことをいろいろしています。

ただ、着眼点が特別鋭いわけでも、文章表現が極めて巧みなわけでもないので読み流して終わってしまいました。

一回でいい感じです。

 

私は、”17・地獄の500キロバイク”のエピソードが一番面白かったです。

 東京から京都まで自転車で行く話ですが、本当にバカバカしくて面白いです(褒めてます。)

 

私は器の大きな答えを叩きだした。頭がおかしかったといえる。